犬・猫の脂肪腫について

記載内容は、健康管理の為の参考辞書としてご覧ください。
気になる様子がある場合は必ず、専門医で診察をおこないましょう。

脂肪腫 脂肪腫
脂肪腫は脂肪細胞から発生する腫瘍です。脂肪組織からなる良性腫瘍です。脂肪腫瘍の発育はとても緩やかです。肥満した中齡又は老齢の雌の脇腹・胸部・前胸骨部等の皮下脂肪組織に良く発生すようです。
症状
脂肪腫は大きく増殖する事もありますが、皮膚を侵す事もなく潰瘍の形成もありません。脂肪腫は肉眼的には、やわらかくて弾力性のある脂肪の塊が皮下にできる球状形として見られます。たまに、筋肉間の組織に広く浸潤
する事もあります。
治療法等
良性脂肪腫か、悪性脂肪肉腫かを調べるために、詳しい細胞診等の組織病理検査が行われる様です。脂肪腫の治療は痛みを伴ったり、大きく肥大していたりするので外科的切除が一般的と言われます。切除により完治率70%程度と言われるほど治療できる様ですが、侵入性の場合・脂肪肉腫、脂肪腫の30%はかなり深く腫瘍切除しても、再発しやすい傾向がある様です。

※参考としてご覧ください。かかりつけ獣医さん指導のもと、飼い主様が
納得のいく治療法を選択してあげ前向きに接することが一番大事です。
其々気になる事がある場合は早めに診察してください。

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