犬・猫の尿結石症について

記載内容は、健康管理の為の参考辞書としてご覧ください。
気になる様子がある場合は必ず、専門医で診察をおこないましょう。

尿結石症 尿結石症
結石とは、多量の結晶で構成される物質のことで、この結石または多量の結晶が尿路内に存在し、生体にさまざまな影響を及ぼす疾患を尿結石症と呼びます。
症状
結晶や結石は、尿路粘膜を刺激して血尿・頻尿・排尿困難を引き起こし、尿路感染の素因となります。また、尿管や尿道に存在する尿石は尿路閉塞の原因になることもあります。
原因
尿石形成に関与している他の要因には、尿路内に尿石形成成分が十分な時間にわたって停滞していること、尿のphが結晶形成に適している事・結石形成に必要な核となる物質が存在している事、結晶形成を抑制する因子の尿中濃度が低い事があります。多量の食事性蛋白質と無機質の摂取や尿濃縮能力が、尿石形成成分の尿中での過飽和に関与し、代謝異常や細菌感染が過飽和の原因になることもあります。
治療法等
尿検査・レントゲン検査(ただしレントゲンで発見できない種類もある)・血液検査・超音波検査等を行い、場合によっては造影レントゲン検査や結石の詳しい分析検査を行う事もある様です。尿路結石の治療は尿石により尿路が閉塞している場合は、早急に各種方法で処置し、場合によって緊急手術で尿石を摘出する必要もある様です。腎臓機能回復・尿石を溶解するために輸液や各種薬剤による内科療法や尿酸性化剤や尿アルカリ化剤により尿石の溶解を行ったり、細菌感染に対しての抗生物質の投与を行う様です。尿石症は尿石の除去や溶解ができれば問題はなく完治率は80%程度と言われますが、尿路閉塞により腎臓機能が重度の障害をうけると予後は悪いようです。一度尿石症を起こした場合、尿路に結石ができるなど再発する可能性が高いため、投薬や処方食についての指示は必ず守る事が大切です。

※参考としてご覧ください。かかりつけ獣医さん指導のもと、飼い主様が
納得のいく治療法を選択してあげ前向きに接することが一番大事です。
其々気になる事がある場合は早めに診察してください。

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