犬・猫の腎不全について

下記の記載内容については、辞書として参考にご覧ください。
気になる様子がある場合は必ず、専門医で診察をおこないましょう。

腎不全 腎不全
急性腎不全は数時間から数日の経過で起こります。出来る限り早期に原因を突き止め薬や食事管理で治療を行えば、2〜3週間程で回復が可能と言われます。但し、急性腎不全でも慢性腎不全に移行する症例も多くあります。慢性腎不全は数ヶ月から数年の経過で腎臓機能の障害が進行します。
症状
急性腎不全は、腎機能に重度な障害が生じ、乏尿もしくは無尿となります。体内の老廃物が十分に排泄されずに、体液の恒常性が保たれなくなり急速に尿毒症になり、放置されれば死に至る事もあります。慢性腎不全の予後は進行度により異なりますが口内炎・口腔潰瘍や舌先端の壊死(血栓による)がみられることもあり、末期の腎不全の場合は乏尿・無尿となり、尿毒症症状が現れます。
慢性腎不全はやっかいな症状で治療を行っても病態が進行したり体内のバランスが崩れ体液の恒常性が保たれなくなる等予後は不良となる場合が多く見られます。
原因
環血流量低下と腎動脈圧の低下の場合例として熱射病・日射病・長時間の麻酔・外傷性出血・心機能不全等が挙げられます。薬物中毒では例として抗生物質・抗真菌剤・重金属・有機物質等があり、他の場合は損傷・脱落などのによって起こるものもあります。1歳未満の慢性腎不全のほとんどは先天的腎形成異常によるものですが、その他ネフロン数がもともと足りない、異常なネフロンが多い、血管奇形の場合などがあります。その他糸球体腎炎・ネフローゼ症候群・糖尿病腎症・腎性尿崩症・腎乳頭壊死・腎硬化症・萎縮腎等が挙げられます。急性腎不全の繰り返しで、慢性腎不全となることもあります。
治療法等
急性腎不全の予後は腎臓の破壊は永続的ではなく、徐々に回復することが多く、腎臓や全身への障害がきわめて強ければ腎不全により死亡することもあります。腎不全の主な治療は点滴と正しい栄養補給、貧血の治療などが行われますが、腎不全で尿が作られなくなると回復は望めなくなり完治する事は無いので、腎臓悪化の進行を遅らせたり、体調を整えたりする事が目的になるようです。まず静脈内点滴・腹膜透析・血液中の老廃物を体外に出す・体液のバランスを保つ等が行われ、免疫機能の正常な働きを心がけます。腎不全は定期的に健康診断や普段から栄養バランスを考えた食事管理が大切と言われます。

※参考としてご覧ください。かかりつけ獣医さん指導のもと、飼い主様が
納得のいく治療法を選択してあげ前向きに接することが一番大事です。
其々気になる事がある場合は早めに診察してください。

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